時代の流れからその業態自体の将来が危ぶまれる、という業界に属する企業。規模も小さく特別な資産も持たない中、 当社も入ってあらゆる事業の可能性を検討。結果的に初期投資があまりかからないということと将来性があるということで、 全く未知の介護の分野に進出することとした。
まず経営者及び経営幹部自身にその業務に必要な資格取得を依頼し、 そのかたわら経験者及び経験者につながりのある人材の採用を推進。 結果的に新分野業務に長けた人材や強力なルートのある人材の確保に成功し、 本業が伸び悩む中創業3ヶ月目から単月黒字となり、現在ではその新事業が企業全体の収益の屋台骨を支えている。
⇒ここがポイント
本業がうまくいかなくなって慌てて新分野に進出する例が多く見られますが、自社の強みや弱み・機会や脅威といった現状の的確な分析 なく手掛けるとかえって傷口を広げかねません。 |