1.アクティビティ別損益計算と効率化提案
売上高の配賦に伴い、第一段階で算出した経費の配賦との連動で、
「アクティビティ別損益」
と
「アクティビティ別粗利益」
を算出することができます。 この結果に基づいて、アクティビティ毎の見直し(どのアクティビティの業績貢献度が高く、どのアクティビティにロスが 多いか=どのアクティビティを強化しどのアクティビティを縮小もしくはアウトソーシングすべきか等)を行っていきます。
2.その他
結果に応じて、個人毎の名目人件費(ABC分析の結果による個人レベルへの人件費再配分)算出が行えます。但し、 これは「人件費=業績」と衆目一致している企業の場合は効果的ですが、そうでない場合には現実と名目との差異が必ずしも 個人の能力の良し悪しにはつながらない事も多いため、あくまで参考程度にとどめて置くことをお勧めします。